tatamiのブログ

プログラミングの気付きとゲーム関連のことを

MACでコマンドからラズパイのバックアップ

ラズパイの環境構築をやり直したのはいいけど、同じ過ちを繰り返してはマズいと思いバックアップを取ることに。

念のためSDカードは同じTranscendの物を用意。

macのディスクユーティリティを使ってバックアップから復元を試そうとしたのだが上手くいかなかったのでコマンドでやる事にした

バックアップ手順

1.挿入したSDカードのデバイス名の確認

$ diskutil list

挿入したSDカードと情報が合致する/dev/diskX みたいなのを探す

2.イメージの保存

$ sudo dd if=/dev/disk1 of=~/Desktop/raspi.dmg

復元手順

1.バックアップ時と同じようにデバイス名の確認

$ diskutil list

2.確認したデバイスのアンマウント

$ diskutil unmountDisk /dev/disk1

3.SDカードフォーマット

$ sudo newfs_msdos -F 16 /dev/disk1

4.イメージの書き込み

$ sudo dd if=~/Desktop/raspi.dmg of=/dev/rdisk1 bs=1m

Ctrl + T でddコマンド の進捗状況が確認できる。

ラズパイのセットアップ備忘録

利用していたラズパイがクラッシュしたので環境構築をやり直そうと思い、まとめた

apt-get コマンドは基本aptコマンド を代わりに利用


Ubuntu MATE のSDカードへのインストール

qiita.com


セットアップ

SSH接続にあたってポートが塞がっている様なので

# systemctl restart ssh 

で開いた。

ローカルで利用するサーバーなので鍵認証は省略する


Python 3.6.0導入

qiita.com


android debug bridg (ADB) の導入

# sudo apt install android-tools-adb

各種Pythonモジュールインストール

# pip install --upgrade pip

# pip install pyserial 
# pip install pystache
# pip install requests
# pip install numpy 

これからはSD カードのバックアップを取っておきたい......

LibreOfficeをビルド

OSS contributionに興味が湧いて色々調べてみた。

それで以前からよく使っていたOfficeスイートのLibreOfficeのビルドまでをちょっとやってみようかなと。


何はともかくLibreOfficewikiを読んでみたところLinuxが一番ビルドしやすいらしい。

まずmacvirtualboxを使ってUbuntu16.04 LTSをインストールした。

http://www.morinao-freelan.com/entry/2016/02/26/Mac%E3%81%ABVirtualBox%E3%81%A8Ubuntu%E3%82%92%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9Fwww.morinao-freelan.com


使っていたMacがUSキーボードだったのでUSキーボードを入力ソースに追加した(アンダーバーが打てなくて致命的だった)

ubuntu USキーボードを使う設定 | ある意味メモ帳がわり


OSの環境が整ったので libreoffice wiki に沿ってビルド

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get dist-upgrade

ここで

$ sudo apt-get build-dep libreoffice

で依存関係を入れようとしたけどlibreofficeとか無いよって言われた

wikiの依存関係のページを読んで /etc/apt/sources.list に

$ deb-src http://http.debian.net/debian/ precise main

を追記して再度依存関係のインストールを試みた

どうやら/etc/apt/sources.list はDebianにおいてパッケージのダウンロード、インストール元を記載しておくファイルらしい

参考:Debianのsources.listの編集方法
でも結局エラー吐いて止まった

どうもこのpreciseはubuntuのバージョンのコードネームみたいで、そのUbuntuのバージョンに即したもの名前をリストに追加しないとマズかったらしい。 参考:ubuntuリリース情報

先ほどUbuntu16.04LTSにおいて正しくはこれを追記

$ deb-src http://http.debian.net/debian/ xenial main

これでもう一度

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get build-dep libreoffice

無事成功した。

ソースコードをダウンロードする前にgitをダウンロードしておく

$ sudo apt-get install git

んでlibreofficeソースコードを好きなディレクトリでダウンロード

$ git clone git://anongit.freedesktop.org/libreoffice/core

coreディレクトリに移動して

$ cd core/

ビルドの設定を行う

$ sudo ./autogen.sh

これは確か管理者権限でないと実行できなかった。

最後に管理者権限でビルド makeでイケるとwikiには書いてあったがこっちで通った。

check if root - Ask LibreOffice

$ sudo /usr/bin/make -i


ちなみにオプション付けずにmakeしようとしたら ”No. You make ME a sandwich.”とか言われた、煽られてるぞ


無事にビルドが上手くいったところで

$ sudo instdir/program/soffice --writer
$ sudo instdir/program/soffice --calc

これでLibreOfficeを起動!

初心者はドキュメント関連のコミットからやっていくのが手堅いようで、コードのバグ周りとかのissuesに手を出していくのはまだまだ無理そう